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7.142017
自分で考え行動できる子の育て方
こんにちは
今年、初めてヒグラシの声を聞きました。
ミ~ンミンミンミ~…
いよいよ夏本番ですね~!!
今日は「自立」について考えてみたいと思います。
私自身、幼稚園で働いていたことがありました。
そのとき、思っていたのは
「先生がいなくても自分でできる子」つまり、自立できる子でした。
そもそも自立とは???(Googleによると…)
「自分以外のものの助けなしで、または支配を受けずに、自分の力で物事をやって行くこと」
ではどうしたら自立できる子になるのでしょうか?
○経験から学ぶ
こどもはやりたがりです。1歳半を過ぎれば自分でやりたい!気持ちが芽生えます。
子供の好奇心は自立していく上でとても大切なことです。「あれはダメ!」「これはダメ!」と
必要以上に言葉をかけることは子供の成長の芽を摘んでしまう可能性もあります。
まずはやらせてみる。環境を与えてあげる。ここで気をつけないといけないのは
「教え込み」ではないということ。あくまで子供が自分から
「やりたい!」と思う気持ちを尊重することです。
○失敗から学ぶ
経験させると失敗はつきものです。
例えば、こどもが転びそうになると
「そこ危ないわよ」「前を見なさい」なんて声をかけたくなります。
親の経験上、こどもが怪我するとわかっているからです。
でも転んで痛い思いをしなかった子は、
転ぶ痛さをわからないまま大きくなっていきます。
「痛い」とわかるからこそ「次はこうしよう」と自分の力で
学習していきます。たくさん失敗させてください。失敗の中には
成功したこと以上の価値があるはずです。
○できたら×褒める○認める
褒めて育てることが子育ての「極意」のように
語られています。たしかに、子どもは褒められたらうれしいし、やる気を引き起こすでしょう。
しかし、何でもかんでも褒めることは子どもの才能をつぶしてしまうこともあります。
結果ばかり褒められているこどもは
「天狗」になります。つまり、「自分は特別なんだ!」「周りの人とは違うんだ!」
と思うようになります。(得に男の子は…。。。笑)
褒めるときにはここ一番!のときだけ。
でないと、褒められないとやらない子になります。
子どもの限界を大人が作らないことが大切です。
「親」という字の成り立ちをみてください。
「木」の上に「立」って「見」ると書きます。
まさしく「木の上に立って子どもを見守る」ということです。
自分でできるようになるまで
じっと見守ってあげてください。子どもに任せる以外にありません。
しっかり見守り、任せておけば子どもは自分の力で
どんな状況も乗り越えていきます。
10人こどもがいれば、10通りのやり方があります。
お子様の性格や状況をよく見極めて経験させ、
ときには厳しくときには愛情いっぱい抱きしめてあげてくださいね♪
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